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ワークス 2005 カラーコーディネイト
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大阪市東住吉区の高齢者住宅 スーパーコート東住吉・1号館
 高齢者住宅の改装を担当しました。スーパーコート東住吉・1号館は、地下鉄谷町線・駒川中野駅から歩いて5分のところにあり、街の中心地で高齢者が便利に暮らせる高齢者住宅です。新館がオープンするため、本館も改装することになり、お年寄りが元気に楽しく生活できる色彩にしてほしいとの要望でした。
  テーマカラーを若返りの色ピンクにして、暖かく気持ちのなごむ空間つくりを考えました。いつも困るのが床材にピンク系がほとんどないことです。あらゆるメーカーの見本を取り寄せて、やっとパステルピンクのピータイルを見つけました。すこしオレンジよりのピンクですが、床に敷くと前よりも空間が広く感じ、廊下や多目的ホールが見違えるほど明るくなりました。壁も床と連動させてパステルピンクの無地の壁紙を、天井はオフホワイトにして、暖かい雰囲気にしました。個室のドアはミントグリーン、サンルームのかべもミントグリーンを使い、癒しの空間にしました。アクセントカラーとして、玄関扉のワインレッドやエレベーターの濃いピンクを配色しています。
  写真は、多目的ホールです。もとは、床がベージュとモスグリーンのピ−タイルに壁はオフホワイトでしたが、ピンクの床にピンクの壁紙と、カーテンも合わせてあずき色のピンクにして、入所者のかたがくつろげる空間にしました。インテリアのレイアウトを変えて、広く使えるように家具を少なくして、車いすでも自由に入れるようにしています。廊下の壁には、いろいろな絵や写真などの額を多く飾り、ギャラリーのように歩いて楽しくなるようにしました。
  入所されているお年寄りの皆さんに聞くと、すっかり明るくなって気持ちがいいですと好評です。また、面会にこられた家族のかたからも好評で、以前と大きく変わり、ステキになりましたとのことでした。ここでは天然温泉が運ばれてくるので、神経痛や冷え性のお年寄りに大変喜ばれていることもありますが、これからの高齢者住宅は都心にあって便利で、しかも家庭的な雰囲気があり、健康で過ごせる環境が整っていることが大切だと思います。7月はじめにリニューアルオープンしました。
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