私とはラジオ番組で出会ったことがきっかけとなり、２２年のおつき合いが続いている篠山・今田町の皆さんが、蕎麦屋さんを開店しました。オープン当日、私たちも大阪からお祝いに伺いましたが、十割そばのおいしさに舌つづみ、大満足でした。お店の名前は、「ねじき蕎麦・時夢館（タイムハウス）」です。ここ「時夢館」代表の藤本定一さんが、篠山の仲間に声をかけて１９７７年から１万円貯金を始め、１９９８年、貯めたお金で「皆が集える隠れ家」を作ろうと、船のコンテナを３個買って建てた家が「時夢館」です。５人の仲間は、大工さんや農家、公務員など違う仕事をしていますが、それぞれ得意の分野で関わり、この「時夢館」を完成させました。

　私も完成してすぐから、毎年「時夢館」で、篠山のおいしいぼたん鍋や、マツタケ狩り、ほたる見物など季節を感じさせてくれる篠山に行くのが楽しみの１つとなりました。「時夢館」完成以来１５年が経って、今度はここが蕎麦屋さんになるなんて藤本定一さん達も私も、夢にも思わなかった出来事です。ただ、定年後の楽しみにと藤本さんは蕎麦打ちの修行を始め、十割蕎麦をマスターされました。また、地下水を捜して掘ったところ、雑菌・細菌がゼロの湧水が出てきたのです。このおいしい水と仲間の農地で栽培した蕎麦を使い、地産地消の蕎麦屋開店となったのです。

　当面、皆さん仕事を持っているので、営業は土曜・日曜・祝日のみ、時間は１１時から３時までです。
詳しくは、「時夢館」のＨＰをご覧くださいね。

「ねじき蕎麦・時夢館」
http://timehouse.jp/
TEL&FAX：079-597-3364　「時夢館・タイムハウス」